最近、テレビCMや雑誌広告などて、「格安SIMにするとスマホ料金が安くなる」という情報がかなり周知されているようですね!
では、格安SIMとは何か?
格安SIMにすると、なぜスマホ料金が安くなるのか。
安いのは良いが、何かと心配で、格安SIM移行への一歩を踏みきれないですよね。
よく言われるのが、「本当に安くなるの?」「通信速度が遅くなるよね?」「なんか難しそう」「そもそも怪しい」等。
本記事では、様々な疑問をお持ちの方向けに、格安SIMのメリット・デメリットを徹底解説します。
格安SIMとは何か?
そもそも、格安SIMとは何か?
良く聞くけれど、いまいちよくわからない方も多いと思いますので簡単に説明します。
格安SIMとは、大手キャリア(docomo、au、softbank)に比べて低価格で提供されるSIMカードのことです。
※SIMカードは下の画像のように、スマホに差すことで、電話やネットが出来るようになるカードです。
格安SIMカードを用いて、料金プランを格安に抑えたモバイルサービスの会社の例として、Yモバイルや楽天モバイル、UQモバイル等があります。
なぜ、格安SIMは安いの?
ズバリいうと!2015年に電波法が改正されて、大手キャリア(docomo、au、softbank)の電波をレンタルできるようになったことにより、格安で使えるSIMが誕生したのです。
これは、大手キャリアが電波を独占して、高い携帯代金で国民の負担が大きかったので、国が取った対策となります。
その結果、Yモバイルや楽天モバイル等の他社が、格安SIMを扱うことができるようになったのです。
年金問題や、消費税の問題がある中で、このような国策は素晴らしいですよね!!
格安SIMのメリット
気になる格安SIMのメリットは一体?
下記にまとめてみました。
最大のメリットは、「料金の安さ」
たとえば、CM等で有名な「UQモバイル」の月額料金は以下です。
データ通信専用SIM: 980円~
音声通話専用SIM:1980円~
大手キャリア(docomo、au、softbank)だと一般的に月額7000円程度を支払うケースが多いので、断然安くスマホを使えますよね。
2年縛りがない
大手キャリアの場合は、2年縛りで契約するのが一般的です。
格安SIMの場合は、2年縛りはほとんど存在しません。
格安SIMで音声通話プランに加入した場合でも、その最低利用期間は0か月から12か月に設定されているので、「いま解約すると無駄に解約金を取られる」と心配する必要がありません。
料金プランがシンプル
大手キャリアの場合は、基本の料金プランだけではなく、オプションとの組み合わせによって料金が変わったり、セットで契約することで安くなる等のうたい文句で、購買意欲を上げる傾向があります。
しかし、購入時は確かに安いですが、基本料金が高く、オプションについても2か月目から費用が発生したりするので、ユーザーが利用料金の内訳を把握できないまま携帯代を支払っているケースが多いですね!
それと比較して、格安SIMは、料金プランの金額のみなので、理解しやすいですね!
格安SIMのデメリット
格安SIMに移行するにあたり、やはり知っておきたいデメリット。
デメリットを知った上で、格安SIMに出来ない決定的な理由がなければ、格安SIMに移行して、節約するのがベストですね!
電話をしすぎると、音声通話料金が高くなる
大手キャリアは、国内通話が無制限で定額となる、かけ放題プランをオプションとして提供していますが、格安SIMには無制限のかけ放題プランがありません。
基本、音声通話を利用すると30秒あたり20円が料金に加算されてしまいます。
音声通話を無制限で使用したい方には格安SIMは、不向きとなります。
対策としては、以下が良いですね!
・10分かけ放題等のプランが格安SIMにもあるので、そちらを利用すると、時間制限はあるが定額で通話が可能。
・LINEやFaceTimeのようなデータ通信による通話サービスを使用することで、音声通話料金を掛けずに通話が可能。
大手キャリアのメールアドレスを使えなくなる
格安SIM移行において、長年使ってきたメールアドレス(@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)が使えなくなります。
しかし、現在はヤフーメールやGmail等のフリーメールを使用している人も多いので、そちらで代用することが可能です。
まとめ
格安SIMの概要と、メリット・デメリットについて解説しました。
デメリットを受け入れることが出来る場合は、格安SIMにして携帯代金を節約するのは本当にオススメですね!!
是非、実感してみましょう。